道具も自分の思うままに

彫金の職人は、制作に携わる道具も

加工してオリジナルに仕上げて活用しています

タガネという道具はその代表的な一つ

原型は鉄製の錐台状のもので

先を想う形に整えそして

地金にあてがい叩いて

模様を施す道具であります

以前にもご紹介しましたが

こちらは生徒さんが作ったタガネで

模様を施した逸品

唐草模様を表現するため

何本もタガネを作成して

やっとこさ想う模様が

仕上がっていくものです

自ら仕上げたタガネは世界で

たった一つの自分の資産となります

それ以上に、時間をかけ仕上げた道具は

職人にとって一生の伴侶になるはずです

BlueDove 牧部葵

彫金教室 DOVE Academy of Jewelry Arts https://www.dovetokyo.com/